最近はハードディスクドライブに変わってSSDを起動ディスクにする機種が増えてきています。

SSDの優れた点は、速度です。

書き込みも読み込みも、ハードディスクの数倍。

パソコンの起動は本当に早くなります。

また、機械的な書き込みが無いので、音は一切しません。

ただ、安くなったとはいえ、まだ高いです。

値段がデメリットといえばデメリットでしょうか。

　

SSDにもハードディスクと同じように寿命があります。

書き込み回数に上限が有るといいますが、一般の方が気になさるほどの回数では有りません。

　

寿命以外にも壊れる原因は様々です。

SSDの故障によって修理されたMacBookAirのお話を紹介します。

　

ある日突然、MacBookAirが起動しなくなりました。

　

フォーマットし、OSを再インストールしようと思っても途中で止まります。

何度試みても結果は同じ。

ロジックボードには異常がありませんのでSSDに原因があります。

 

SSDそのものを入れ替えます。

　

SSDは小さい基盤のようなものです。

この基板上に乗っているチップが記憶媒体（フラッシュメモリ）になります。

このフラッシュメモリの容量と数で、SSD全体の容量が決まります。

　

SSDを交換後、再度起動してOSのセットアップを行います。

　

セットアップ完了後、ハードウェアテストを始め、様々なチェックを行います。

問題が無いことを確認し、お客様へと引き渡されました。

　

SSDは様々なメリットが有りますが、万が一壊れてしまったらデータは取り出せないことが多いです。

現在は容量も小さめで搭載されていますので、データはクラウドに預け、必要な時に呼び出して使うという使い方を想定していると思います。

データの取扱には充分にお気をつけ下さい。

　

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