東京都新宿区の百人町にお住まいのオーナー様より

「コーヒーをこぼしてしまったら、キーボードが効かなくなった」

とご相談を頂きました。

　

殆どのお客様は日本人ですが、極稀に外国人のお客様もいらっしゃいます。

外国人の長短滞在者は今後も増えると思いますので、外国人対応もしっかりしたいところです。

Macのことでしたら、外国人の方でもお気軽にご相談ください。

　

さて、コーヒーをこぼしたMacBookProですが、よく有る事例です。

こぼした水分によるキーボードの故障だと思います。

ロジックボードまで水分が侵入していないことを願いながら、MacBookProの裏ブタを開けます。

　

念入りにチェックしましたが、ロジックボード等への水分の侵入は認められません。

こうなれば、キーボードを検証するだけです。

MacBookProのキーボードは非常に小さい無数のネジで止められています。

　

キーボードを外し終わるとトラックパッドとボディだけになります。

このあたりに汚れが付着していました。

　

明らかにコーヒー色です。

そして、ホコリも結構付いていました。

　

検証の結果、今回は水没によるキーボード故障で、キーボードを交換して修理します。

　

交換の際には、内部を徹底的に清掃し、更に水分を完全に乾燥させます。

そして、新しいキーボードを組み込んで、MacBookProを組み上げます。

キーボードの動作確認もすべてのキーで正常でした。

　

　

念のため、Apple Hardware Testなどの各種検査を行ない、問題が無いことを確認。

無事にオーナー様へ引き渡しできました。

　

水分を浴びせた際は、何も異変が無くても、内部で腐食が始まっていることがあります。

腐食はじわじわ進行し、数カ月後、Macが故障してしまいます。

ロジックボード交換等の高額修理になる前に、こぼした時にはすぐに修理店までご相談を。

　

●サポート期間終了でメーカー修理できない製品
●メーカーや他社で修理が難しいと言われた
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